カナダを本部とする日本語ヨットスクール、ウィンドバレーセーリングスクールの生徒、卒業生たちが主体となって投稿するブログです。お気軽にご参加ください。
2008年6月17日火曜日
ニス塗装
コックピット床のチークリフレッシュが終わった後の塗装作業です。
木材部の維持の方法にはいくつかの方法があります。
1.何も塗らずにそのままにしておく、何もしないといっても常にブラシで洗っておかなければ汚くなります、また油などが付着すると落とすのが大変ですからこれはこれで結構面倒なのです。
2.チークオイルだけを塗る。これは上質のチークオイルを定期的に塗るという方法、油分が木に入り撥水効果と油などの汚れに対してもある程度の効果があります。表面を物理的に保護する効果はありません。
3.チーク用のオイル系塗料を塗る。これは最近いろいろな種類が出回っており、使っている人もかなり多いようです。一言で言うと「インスタントニス」、本来のニスは何回もの塗り重ねをしないと綺麗な色合いと表面保護効果(表面が硬くなる)がでないので作業に時間がかかります。そこで数回の塗布でまずまずの色合いと表面保護効果が出るように調合した合成塗料です。
4.ニス塗り。美しく、表面保護効果も高い、欠点は何度も何度も塗装を重ねないとこれらの効果が出ない点にあります、一度塗ったら乾くの待ち、細かなサンドペーパーで表面の凹凸を丁寧に削り、それから塗るという作業を最低5~6回は繰り返さないと色が出ません。
シルバーシースターの塗装処方箋
1.上質の粘性の低いチークオイルを二度塗る。これにより色が綺麗に出ること、木質にオイルが染み込んで木自体の保護効果が出る。
2.ニスを塗る。
写真はニスを5回塗った後のものです。今回はこれで終了、あとは忘れずに毎年シーズンオフにニスを塗り重ねればだんだんニスの層が厚くなり美しくなる予定ですが・・・
毎回ついつい忘れてしまい、紫外線でニスが変色してしまいます。
そうすると全部はがして最初からやり直しというわけです。
「わかっちゃいるけど・・・」 痛い目にあってもなかなか学習効果がでませんね。
2008年6月9日月曜日
チークリフレッシュ
ニスがあちこちはがれ、気になっていたコックピット床の塗り替え作業を始めました。
最初のステップは古い塗料を全てはがすこと、やったことのある人はお分かりの通りこれがなかなか大変。
まずペイントリムーバーを使って古い塗料を浮き上がらせ、スクレーパーで剥がします。
これで全てきれいになるわけではなく、細かなところは丁寧に小刀などで剥がし、その後に150番ぐらいのサンドペーパーでサンディングする。
次はチークリフレッシャー(強力なハードウッド用の洗剤)を塗布しておいて、柔らかいブラシでゴシゴシ、木目に入っている古い塗料などの汚れを落とします。
最後は220番位のサンドペーパーでサンディング、これでようやく終わりです。
ニスなどのペイント作業は準備が80パーセント、塗料を塗ること自体はほんのささいな作業なのです。
写真はこの一連の作業が終わった後の状態、色があまりよく出ていませんが実物はほとんど新品のチークです。
それにしても疲れた!
最初のステップは古い塗料を全てはがすこと、やったことのある人はお分かりの通りこれがなかなか大変。
まずペイントリムーバーを使って古い塗料を浮き上がらせ、スクレーパーで剥がします。
これで全てきれいになるわけではなく、細かなところは丁寧に小刀などで剥がし、その後に150番ぐらいのサンドペーパーでサンディングする。
次はチークリフレッシャー(強力なハードウッド用の洗剤)を塗布しておいて、柔らかいブラシでゴシゴシ、木目に入っている古い塗料などの汚れを落とします。
最後は220番位のサンドペーパーでサンディング、これでようやく終わりです。
ニスなどのペイント作業は準備が80パーセント、塗料を塗ること自体はほんのささいな作業なのです。
写真はこの一連の作業が終わった後の状態、色があまりよく出ていませんが実物はほとんど新品のチークです。
それにしても疲れた!
2008年6月6日金曜日
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