2009年7月26日日曜日

強風

東地中海クルーズ、先週はずっと強風が続きました。
予報を見るとまだ来週も北からの強風が続くようです。
明日からのミコノス→クレタのレグは南に下るレグなので快適なダウンウィンドセーリングを楽しめそうです。
カナダの冷たい風と異なり、暖かい地中海の風、30ノット吹いてもダウンウィンドならばそれほで苦にはなりません。
写真は前のレグ、アンカリング中の海水浴風景、きれいな水で毎日泳いでいます。

2009年7月17日金曜日

Rio Bridge

イオニア海からパトラス湾に入り東に航行、コリント運河につながるコリント湾とパトラス湾の境目に巨大な橋がかかっています。

それがRio Bridge、通過に際してはVHFでRIO Controll (14チャンネル)を呼び出し、通過の許可と通過するチャンネル(何番目の橋げたを通過するか)の指定を受ける必要があります。

この橋、説明によるとこの種類の橋としては世界最大とのこと、数年前に完成して車の通行が始まりました。

でも、橋の下を昔のフェリーが相変わらず頻繁に往復しています。

2009年7月14日火曜日

コリント運河

コリント運河通過のため近くの街に到着、翌日運河通過の予定だったのですが強風のため一日Kiatoのドックに滞在。
コリント運河を陸から見学するためにバスを使ってコリントの街まで移動、そこから運河までタクシーで見学に行きました。
実際に見るとやはりすごい迫力、19世紀の末に作られたこの運河、最初に着工したのはローマ皇帝のネロだそうです。
全長約7キロ、水深8メートル、幅21メートル。
この運河をかなり大きなクルーズシップも通過するとのことです(タグボートによって)。

2009年7月8日水曜日

レフカダ・運河

第5レグの開始地点、レフカダ島にやってきました。
この島は日本に帰化した作家、小泉八雲の生まれた島。
本名のラフカディオは島の名前からきているそうです。
地元のレストランの人の話によると、彼が日本で作家として有名になったことは地元でも結構知られていて、日本関係コミュニティーがレフカダタウンにはあるそうです。
写真はイオニア海からレフカダ運河に入るときの跳ね橋、毎時サイレンの音を合図に開きます。

2009年7月6日月曜日

Preveza

地中海クルーズ、5レグの出発地、Levkas島のすぐ近く、Prevezaへやってきました。
この沖合でローマの初代皇帝となったオクタビアヌスとアントニウス & クレオパトラ連合軍の海戦が行われました。
クレオパトラのエジプト海軍は戦に臨むに際し、セールを積み(この当時、海戦ではセールは使わないので下ろすのが普通)、貴重品もすべて積み込んで出陣、どうも最初から旗色が悪くなったら逃走しようという雰囲気で戦場海域に赴いたそうです。
結果は歴史の示す通り、クレオパトラのエジプト海軍は早々と戦線離脱、後を追ってアントニウスもエジプトに逃走、オクタビアヌスのローマ帝国支配が確立することとなりました。

2009年7月4日土曜日

コルフ島

地中海クルーズ第四レグ、ギリシャに入国、コルフ島の有名な要塞の裏側にアンカリング。
この要塞はベネチュアがトルコの侵攻に対する防御拠点として築いたもの。
当初は半島の先端を要塞化していたのですが、大陸軍国のトルコは数万、ときには数十万の兵を使った人海戦術で陸側から攻めてくるのが通例なので(海軍はベネチュアが絶対的な強さを誇っていた)、陸側を切り落とし、海中要塞としたものです。
これはコルフに限らず、当時ベネチュアが保持していたクレタ島など主な拠点の要塞は全てこのように陸から切り離して防御したのです。

2009年7月2日木曜日

赤ひげ

マイケルジャクソンの死は、ショックでしたね。世界一の才能と、巨万の富を得ても、彼は幸せではなかったのでしょうね。
今、ワーキングプア、プレカリアートという時代ですが、お金持ちが不幸に死ぬと、なんだか、やりきれません。

さて、ボブ船長一行の写真を見ると、美しい城壁が映っていますが、これも、美しいと見ることのできない歴史があります。
中世の地中海は、暗黒の時代で、海賊が、略奪と殺し、奴隷のための拉致を繰り返していました。それは、船同士だけではなく、沿岸の住民に対しても行われ続けていました。だから、地中海の城壁は、栄華の跡ではなく、人間の尊厳すら侵される海賊業からの、必死の血の城塞だったのです。

今は、不景気で貧困と格差に喘いでいる時代ですが、この中世、地中海の時代より、マシ、と考えるしかないですね・・・。

写真は、地中海を荒らした海賊赤ひげ。オスマン帝国からバックアップされていました。

Plywood Cup 2009 in Vancouver

毎年、グランビルアイランドのパブリックドックで行われているPlywood Cup!



ルールはシンプル
  • 2 sheets of plywood,
  • 1 eight foot piece of 2x2,
  • 1 roll of duct tape,
  • 1 small bad of nails,
  • 1 hammer,
  • 1 hand saw,
  • a measuring stick
  • and a pencil.
90分でボートを作製し、フォールスクリークを横断して競争します。
来年は、ウィンドバレーチームを募って優勝しよう。
詳細はこちらから