先日、スイス人のダニエルという冒険アイスセーラーがやって来ました。彼は、バイカル湖や中国の湖を縦断したことのある有名な冒険家だそうで、来年ベーリング海（北極海）を横断して、アラスカからシベリアに渡りたいそうです。でもここ数十年、ベーリング海は完全に結氷したことがなく、クラックを作りながら氷は動いているそうです。ちなみに、海の氷上はフラットではありませんし、一番氷の固い季節は、極夜で太陽が出ません。しかも、白熊がうろうろ。無謀と言うべき冒険のように思えますが、なぜか応援したくなるのは、氷の上とは言え、同じセーラーだからでしょうか？ちなみに彼は６８歳。リスクを好むからこそ、冒険家なのでしょうね。来年、無事に成し遂げた彼の勇姿を見たいものです。
ところで、アイスセーリングは、かなりスピードが出るようで、ジブもスピンも揚げられるそうです。船酔いが無いのがいいですね。でも、ヒールした後、ドンと氷上に落とされていたので、あまり腰には良くなさそうです。バンクーバーが暑そうなので、涼しくなるように、現在の北極海の様子を添付します。涼んでくださいな。 （でも、こんな凸凹アイスで、本当にアイスセーリングができるのでしょうか？？？）
