瀬戸内海のこの近くで、坂本竜馬がキャプテンをつとめる『いろは丸』が紀州藩の明光丸と衝突、沈没しました。
20メートルもの海底に沈んだいろは丸には、ミニエー銃400丁の他、銃火器や金塊などを大量に積んでいたとされ、今も、この海底から、銃のゲキ鉄ひとつでも見つかれば、億はくだらないという、一攫千金、夢の海底なのです。
ところが、一攫千金に目がくらむ私をよそに、みんなが夢中になっていたのは、『いろは丸と明光丸、どちらに非があるのか?』ということ。 さすがウィンドバレーセーラー。(勉強熱心)
衝突は、どうして起きたのか?そして、その時代の万国公法(航行国際法)では、どのように裁いたのか?日本で最初の海難事故裁判となった、その事故の真相は?
結局、多額の賠償金を手にした竜馬側ですが、実は、竜馬側のほうに非があるという人もいます。また、いろは丸は、本当に多額の賠償金に見合うだけの荷を積んでいたのか?(今なお、銃の欠片も金塊も見つかっていません) 実は、積み荷は砂糖だったという人も。
それが本当だったら、日本史上最大の詐欺事件。火曜サスペンス劇場なのです。
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