今回の落水者事故の救助内容 これは、十分に問題があるのではないでしょうか。
(沖縄-東海ヨットレース2012実行委員会のHPから一部抜粋しました。)
00:06 落水者1名発生(東京都)52歳 乗船経験45年
00:20 レース本部受理
(この間、37分)
00:57 第10管区運用司令に実行委員長から通報
(この間、約1時間)
02:00 海保出動 海上保安庁の航空機が2時に飛発ち現場海域を3時半から6時半まで捜索、
(この間、1時間30分)
03:30~06:30 捜索活動 巡視船は午前5時に到着し捜索を続けています。
カナダでヨットに乗っていると、常にVHF無線16チャンネルを聴守しているので、海難事故の一報をよく耳にしますよね。
私もバンクーバーでヨットに乗っていたときに、意識不明のダイバーの漂流事故でしたが、漂流が発生した緯度経度の情報がVHF16チャンネルにより伝えられ、ちょうどその近くにいたので、双眼鏡で海面を探しながら走行したことがあります。
今回の事故ですが、落水事故当事者の船から、直接コーストガードに無線連絡(VHF16chの使用)ができたら、すぐに海保の出動、回りにいる船へのペイ・アテンションの要請ができたのではないでしょうか?
詳しいことは分かりませんが、この時系列を見ると、第三者からの通報により、(状況が不明瞭にもなる)、海保の出動が遅れた可能性も否めない気がします。
(個人的な感想ですが、まるで、北朝鮮人工衛星発射のときのことを思い出してしました…。)
日本も早く、国際VHF無線(16ch)の整備が整い、ダイレクトに海保や周辺の船と連絡が取れ、海上にいるみんなで、お互いの命を守り合っているような海になって欲しいですね・・・。
日頃のMOB練習も必要ですが、MOBを出さない心がけを十分にしなければなりませんね・・・。
本当にご冥福をお祈りいたします。
2 件のコメント:
全くそのとおり、多分カナダなら少なくともすぐに付近の船が救援に駆けつけます。
更に、事故を起こした船がVHFを持っていたら即メーデーコールしたでしょうから、コーストガードもすぐに即応したと思いますね。
全くそのとおり、多分カナダなら少なくともすぐに付近の船が救援に駆けつけます。
更に、事故を起こした船がVHFを持っていたら即メーデーコールしたでしょうから、コーストガードもすぐに即応したと思いますね。
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