2008年8月31日日曜日


以前カナダのセイリングスクールで同乗した夫妻のだんな様はトロントでAerodynamicの教授だったそうで、 風のない暇なクルーズ中、こっちも少ない航空力学の知識を並べて、二人、メインセールの揚抗比やレイノルズNo.の事をしゃべっていたら、インストラクターが気分害したようで、 理論ではセイリングは出来ない、と言った。   確かに船もまっすぐ走っていなかったし理論で飛行機も飛ばないけれど、常に理論ありきなのは当然で常に教科書と実技を往復する事が大切かと、そのときは思いました。     

ロンドンの海洋博物館にこの理論を面白く説明していたのは、、、 濡れた手で、石鹸を握ると、すり抜けると、、、。 (写真)  これはまさに翼や帆によって前に進むという計算をアナログに説明したうまい表現だと思います。  マクタック様、時々習った事を思い出すのはいいことですね。   とはいえ文字知らんでも、話せればコミュニケーションは出来るわけで理論は後からついてくるべきものと考えます。      昨日まで、一週間ウィスラーにいましたが、ずっと雨、 せっかくの休暇もびしょぬれ、 日ごろの行いかも。   






2008年8月25日月曜日

ボブ船長のパンケーキ

ところで最近、ボブ船長自ら、朝、パンケーキを焼くんですよ。びっくり・・・。

だって、ちょっと前までは、朝食といえば、夕飯の残りのご飯に、同じく夕飯の残りものを入れ、その後に、ボブ船長の目に写ったものを全て鍋に入れて、目の前にある調味料を全部入れて、得体の知れない雑炊が、ボブ・ブレック・ファーストだったんですよ。これが、偶然にも美味しくて、生徒さんたちから、「奇跡の朝食」と言われていたのですが、最近のボブ船長は、軽量カップで、ちゃんと分量を量って、お玉ですくって、丁寧にパンケーキを裏返したりして、とってもカワイイ、ボブ船長。
ブルーベリーを入れた、夏季限定ボブスペシャルパンケーキは、みんなから大絶賛。本当に、美味しいです。でも、あまり美味しいと言わないほうがいいですよ。そんなこと言ったら、ボブ船長ニコニコ顔で、毎朝、パンケーキになっちゃいますから。

関西弁クルーズ

ボブさんは、陸に一日いて、すぐにまた海に出てしまいましたので、代わってまた前回のクルーズのレポをします。今回は、関西弁クルーズでした。
ほんまでっか?そーでっか?ほな、ヘルムもちましょか~?
一緒に船に乗った私までも、関西弁がうつってしまって、風がありまへんがな~、あきまへんね~。なんて言ってしまうしだいで・・・。

今回のボブ船長の生徒さんたちは、学校の先生方。先生が生徒の立場になって。ん~いいですね~。先生方は、とっても真面目。信じられないくらい真面目。
(でも私は、真面目だけは、うつりませんね~。私が、もともと真面目だからでしょうか?ほんまに)

ところで今回は、ボブ船長の、とてもいいお話が聞けましたよ。というのはですね・・・、
『セーリングクルーズの中には、学校では、机の上でしか習わなかったことの、実践がたくさんある』と、ボブ船長。
それは、セーリングクルーズをしていると、数学や物理、生物、英語に、その土地の歴史といったことが、たくさん隠れていて、ふとした瞬間に、「昔学校で勉強したことは、これやったんや~」と思うことが多いのです。
私も、かつてセーリングをはじめたばかりのときは、「あぁ・・・、もっと勉強しておけばよかった・・・」と後悔するばかり・・・。セールボートが揚力で走っているとは、驚きましたね。べ、ベクトル・・・、なんやったっけ?という感じで、VHFラジオの勉強ときたら、「ヘルプ・ミー」しか言えまへんでしたがな・・・。 

確かに、セーリングクルーズは、知識と技術と、それを使う知恵、その他に、コミュニケーションの大切さやら、マナーやら、環境、道徳など、良いとこばかり。本当に、学校が船だったらいいのにね。

写真は、ジョージア海峡の真ん中を、ゆらゆらと浮いている漂流物の上に、アザラシが昼寝をしていました。写真を撮ったら、起こしてしまいましたけど。ほんま、すんまへん。

ところで、明日から東京に行かなければならないのに、関西弁が直りまへん・・・どないしょ~。

偶然!

週末カヤックをレンタルしてSmuggler coveに行きました。 いつもヨットでしか行かないので知りませんでしたが、ビーバーの巣が楽しめるボードウォークなどもありました。

そしてWelcome Passageを通っていると、見覚えのあるヨットが近づいてきます。古希クルーズへ向け船を回航するボブさんとよしさん!SilverSeaStar号でした。

こんなところでお見送りが出来るとは。。。 いってらっしゃーい!





いよいよ古希クルーズ始まりですね。


いよいよ、ヨシさんとボブ船長が、ず~っと楽しみにしていた、プリンセス・ルィーザ・インレットへの古希クルーズ(70歳記念クルーズ)が始まりますね。
ヨシさんとボブ船長二人で船の回航に出たところを、イングリッシュベイから、お見送りしました。
バンクーバーは、ちょっと天気が崩れていて、レーダーを見ると、深い雲が覆っていて、風も強そうなので、回航中の二人がちょっと心配ですが、ヨシさんも、今では経験豊富なセーラーという感じですし、ボブさんにとっては、雨が降っても、この風では追い風、順風満帆で進んでいるのではないでしょうか。
風は、南西風、古希クルーズには、雲がすっきりと抜けてくれるでしょう。
 
ところで、今回の古希クルーズには、お揃いのTシャツ、トレーナーをみんなで着るそうで、セーリングメンバー「チーム古希」と言った感じです。高校の同級生ばかりということですが、いつまでも仲良くて、いいですね。70歳記念にとどまらず、71、72、73と、いつまでも元気で、クルーズに来てくださいね。

この天気、早く晴れるといいね。てるてる坊主!!!

2008年8月24日日曜日

カンガルージョージ君

カナダと言えば、深い針葉樹の森に、夏でも残雪を残す銀嶺の山々というイメージ。ところが、バンクーバーから車でたった5時間走ったところ、ここカムループスは、カナダのなかでも珍しい暑く乾燥した砂漠地帯です。赤茶けた大地に、セージの低木とサボテン。まるで、西部劇に出てくるような風景。こんなカムループスに、オーストラリアから移民してきた男性がいました。その男性は、「やっぱりカンガルーが恋しい・・・」と言うことで、なんと、ペットとしてカンガルーを飼い始めたのです。カンガルーの名前は、ジョージ君。気候も大地もオーストラリアの砂漠に似ていることから、ジョージ君も男性も最初は大喜びでした。

ところが二ヶ月ほど前、突然、ジョージ君は、カナダ観光でもしたくなったのか? それとも、街に出てカナダのビールでも、グビッとやりたくなったのか? ぴょ~んと柵をひとっ飛びして、どこかへ行ってしまったのです。「おいら、ちょっくら、旅にでら~」と、まるで、ふうてんの寅さんのように。(本当は脱走?) 突然居なくなったジョージ君に、飼い主は大慌て。だって、なんだかんだと言っても、ここはカナダ。外に出れば、熊やコヨーテ、クーガー(オオヤマ猫)がいて、本当は怖~い森。ジョージ君は、カンガルーの得意技、ハイジャンプ・ドロップキックで捕食動物どもを撃退できるかもしれませんが、夏が終われば、マイナス20度にもなる極寒の冬がやってきます。だから、なにがなんでも保護してあげなければならないのです。まっ、ジョージ君のことですから、冬でもセッタを履いて、赤いマフラーを肩から下げて、カタカタ石鹸を鳴らして、銭湯に現れるかもしれませんが・・・(カナダには、銭湯はなかったっけ?) つい最近、鹿の群れのなかでジョージ君を目撃したという情報がありましたが、駆けつけたときにはすでに遅く、いったいどうしていることやら・・・。

本当は、ホームシックになって、オーストラリアを必死に目指しているのかもしれませんね。・・・としたら、バンクーバー空港に現れるかもしれません。

ということで、カナダで行方不明になっている、カンガルーのジョージ君に懸賞金が賭けられました。
早く見つかるといいね。
※写真は、ジョージ君の私の勝手なイメージです。本物ではありません。

2008年8月17日日曜日

あの船は、今。

この写真に見覚えがある人もいると思いますが、これは、以前フォールスクリーク(WVのマリーナから、練習場であるイングリッシュベイに出る途中の水路)で起こったアグラウンドです。BCニュースでも伝えられ、この写真は、その年の優秀写真賞を取ったそうで、ある意味有名な写真になりました。(船の持ち主は苦笑してますが…。)実はこの船は、私の親友の船だったのです。ニュースでは、「25ノットの風で海に出た彼らの落ち度だ」と放送され、みんなから、けちょん、けちょんに言われてしまいましたが、真相は彼らだけの落ち度というわけではありませんでした。 友人の名誉のために、そのときの状況を説明しましょう。

その日、VHFウエザーでは、強風(ゲール)注意報は出ていませんでした。ちなみに、25ノットの風は、経験のあるセーラーにとっては強風ではありません。フォールスクリークの狭いチャンネルの中で、彼らの前方から漁船がやってきました。友人は航行ルールに従って、彼らとポートサイドを見合わせる位置をとったの ですが、漁船がフラフラと進路を変えはじめたのです。なにやら他のことに気を取られているような動きで、左右にバウを振りながら、まるで酔っ払いの千鳥足。何度 か、バウ同士が向かい合う形になり、危険を察した友人は、大きく船体をスターボード側に切って漁船を避けました。そのときに、漁船に追い詰められるように 岸に寄せられてしまったのです。そんな、非常識な漁船を回避したとたん、危険を避けるためにエンジンを無理に回転させてしまったことが原因なのか?、エンジンが突然止まってしまい、運悪く、風下だったことから、あっというまに岸に激突してしまったのです。それが、本来のいきさつでした。

けれど、その後が問題だったのです。
座礁した場所が、コーストガードの目と鼻の先ですから、すぐにもコーストガードはやってきました。ところが、駆けつけたところで、コーストガードのゾディアックが暗岸に挟まってしまって、彼らもスタックしてしまったのです。(725ホースパワーのゾディアックです。信じられません・・・)自分達も座礁して焦ったコーストガードは、次に「ビッグ・ガン」と彼 らが呼ぶホバークラフトを要請しました。それは40分かけてリッチモンドから走ってきました。大きなファンで海水を巻き上げながら、救出作業をしようとするが、彼らはなんと、投げるためのロープを海に落としてしまったり、海に飛び込んだ船員が溺れかけたりと、すったもんだするばかり。(信じられない・・・)その うち、潮がだんだんと引き始め、身動きがとれなくなってしまったのです。
その間、友人は、岩に叩きつけられている船体と岩の間にクッションになるようにとテンダーを挟み入れ、ダメージを必死に抑えながら、潮が上がるのを待つつもりでいたのです。本来なら、大きなフェンダーを入れて、満ち潮を待つべきでしょう。
ところが、40分かけて走ってきたホバークラフトは手ぶらでは帰れません。 ということで、なんと彼らは、友人の船にロープを括りつけ、無理矢理、暗岸から引きずりだしたのです。そのときに、船体は、また違う暗岸に激突してしまい、結局、当初のダメージは、スターボード側のハルのスクラッチだけだったのが、ポートサイドとキールとラダー、エンジンのシャフトを大きく損傷させてしまいました。この、コーストガードのまるで素人のような大げさな救出劇が、この平和で退屈しているカナダ人の格好のニュースになったというわけです。しかも、いかにもコーストガードがヒーローのように。ということで、船の持ち主である友人は、大粒の涙をこぼすしかありませんでした。とほほ・・・。

ただ一つ、友人のミステイクを指摘するならば、出航前にメインセールのカバーを外していないことです。カナディアンのなかには、セールカバーをつけたまま海に出ている人が多くいます。(必ず、海に出るときは、いつでもセールを出せるようにしなければなりませんね。ちなみに友人は、ISPA受講者ではありません。(ISPAは新しい団体ですので) ISPAでは、ベンドオンの大切さを口酸っぱく言っていますね。) エンジンが止まった瞬間、友人はすぐにジブをあげましたが、不運にも、すでにセーリングできるスペースがありませんでした。狭いフォールスクリークの水路は、船の往来がもっとも多い場所です。気をつけましょう。

ということで、久しぶりにこの船の近況を見に行ってきました。あれから友人は、コツコツと船を自分で直していて、今では修理するのを楽しんでいます。驚いたことに、雨や雪避けのための小屋も全て自分で建てたのですよ。普通だったら、修理屋に出すか、新しい船に買い変えるでしょうね。ここまでできるセーラーは、なかなかいませんよ。なんでも自分で作ってしまうカナディアンらしいですね。尊敬です。友人として誇りですね。
ちなみに彼らのセーラードッグ、コッカースパニエルは、更に肥満になって、セーリングできる日を待っています。

2008年8月15日金曜日

ランドクルーズ

海のクルーズもいいですが、陸のクルーズもいいですよ。海でのクルージングの後、友人のキャンピングカーでキャンプに行ってきました。キャンピングカーは、まるでクルージングヨットと一緒。小さなキャビンに、ギャレー、バース、ヘッドがついていて、船に寝るのとあまり変わりませんから、ランドクルーザーと言ったところでしょうか。カナダでは、海のクルージングと同じくらいにキャンピングカーはポピュラーです。今回は、湖の傍にとめて、のんびり焚き火をしながら過ごしました。
                     ところで、Jiro様の書き込みで山火事のこと
書かれていますが、山火事は、カナダでも深刻な問題です。いろんな場所でキャンプファイヤーが禁止されていますね。キャンプをするときは、気をつけなければなりません。ところが最近は、山火事よりも大きな問題がカナダの森林を襲っています。パインビートルという虫が、カナダの木を枯らし始めているのです。その被害といったら、山火事どころではありません。カナダの内陸や北の方へ行くと、森はすでに緑をなしておらず、まっ茶色になっているところが多いです。写真のように立派な木が、あっという間に死んでしまいます。これも、冬が暖かくなったせいで、虫が冬に死なずに越冬し、数を増やし続けているせいなのです。

この木を切り倒すと、樹の中が青色に染まっています。カナダ政府としては、この枯れ木に対して、なす術がなかったのですが、最近、日本の企業が、青く染まった模様に目をつけて買い付けているという話しです。青い模様の入った家具を作るのだそうですよ。

ところで、カナダの内陸も綺麗なところがいっぱいあります。ぜひぜひ、内陸にも行ってみてくださいな。馬や牛、羊がいっぱいいます。
ナゾの水中生物、オゴポコもいますよ。ちなみに、オゴポコは、ボブ船長に似ています。

2008年8月14日木曜日

お疲れ様でした。

将来、子供が成長して離れていっても、二人でいろんな海をセーリングしたいと夢を語ってくれたご夫妻。
夫婦仲良く、ナビゲーションの勉強をする姿は、微笑ましく、うらやましいですね~。
カナダの海では、お爺ちゃんとお婆ちゃんの二人で、のんびりとクルージングを楽しんでいる姿をよく見かけますが、あんな風に、仲良く歳をとりながらセーリングを楽しめたらいいですよね。

ファミリークルーズ、お疲れ様でした。

2008年8月11日月曜日

クルージングの楽しみ


ある男性アメリカンセーラーが、クルーズに出ると、缶詰めばかりの食生活になると言っていました。
一方、日本の男性セーラーはというと、カップラーメンばかり食べていると聞きました。

でも、クルーズの楽しみの一つは、ギャレーでの料理です!!!
やっぱり、クルーズ中は、美味しいものを食べなくちゃね。ちなみにアメリカやカナダのクルーズラーンで出る食事は、毎日サンドウィッチか、ホットドッグかスパゲッティー(缶)だそうです。
でも、ボブ船長のクルーズは、毎日美味しいものを食べてますよ。今回も豪勢に焼肉!!!みんな、肉の争奪戦になりました。

クルーズ中の夜の過ごし方も、人それぞれの楽しみ方があります。
夜、遅くまで酒を飲み交わし、語り合うも良し、満天の星空を眺めるも良し。勉強の予習復習をするも良し。
今回は、ボブ探検隊長と一緒に子供たちと、真っ暗な入り江にテンダーで漕ぎ出して、夜光虫を見に行きました。(本当はボブ探検隊長は「寒いからイヤだ~」とぐずりましたが・・・)
真っ暗な闇のなかで見る夜光虫は、とっても綺麗でした。すごく発光するので、北極のオーロラに肩を並べるほどの美しさ。とっても感動しました。

ところで、写真は、キッズセーラーのシゲル君が、レーザーポインターで、たった3秒、カメラのシャッターを開いた瞬間に書いた名前です。よく書けているので、写真を載せちゃいました。
彼は、このクルーズに、自前のラジオペンチやプライヤーやレーザーポインターなど持ってきていて、重いのにわざわざ日本から自前の物を持ってくるのですから、「男の子だな~」なんて思いました。ボブ船長のご幼少の頃も、きっと、こんな感じだったのではないでしょうか?
ちなみに、シゲル君のレーザーポインターを見たボブ船長は、次の日、さっそく、ソルトスプリングアイランドのツールショップで、レーザーポインターを購入して、ニコニコしていました。

ボブさんのようになりたいと言っていたシゲル君、いいセーラーになってね。

クルーズ中に、エンジントラブル!!!


クルージング中、トラブルが発生!!!

スターボードサイドの暗岸を避けながら機走しているときに、船内にいたボブ船長がいきなり顔を出して、「エンジンがガス漏れしているから、エンジンを切って、セールで走って」と言う。(2リットルくらい漏れていたらしい。)
「えぇぇぇ~~~~?!」
急いでセールを上げて、必死で風をつかまえようとするけれど、風がまったくない。
潮が、どんどん船を暗岸へと寄せて、デプスの数字が減っていく。
「やばい、やばい!!!」

ということで、急遽、テンダーにアウトボードエンジンを取り付け、そのテンダーをスターボードサイドに平行に括りつけ、近くのアンカレッジへ急行。

写真は、旦那様がテンダーのアウトボードエンジンを、奥様がボートのステアリングをして、ゆっくりと向かいます。
船内でエンジンを修理しているボブ船長を、子供がハッチからお見守り。

アンカリングする場所についたら、勿論、エンジンを使わずにセーリングでアンカリング。
セーリングで、風上に上り、アンカーを落とすところで、インアイアンに入れて、アンカーを落とす。ゆっくりと風に押させてアンカーをかけ、セールに風を入れてバックして、更に強くアンカーがかかるようにする。この手順は、緊急時のために覚えておいたほうが良さそうですね。
(ちなみに、私の説明では足りないと思いますので、是非、ボブ先生にお尋ねください。)

写真は、セールに風を手で引いて入れているところ。

エンジントラブルのために、急遽、アンカリングしたモンタギューハーバーの裏のビーチ。思いもかけず、とても綺麗な夕日を見ることができました。エンジンもボブ船長が直して一件落着。
原因に関する詳細など興味がある方は、後ほど、ボブ先生にお尋ねください。

晴天続きのガルフクルーズ



ほとんど陸にいないボブ船長のために、代わってファミリークルーズの写真を添付します。
今回は、とても勉強熱心なご夫妻と、ひょうきんキッズの二人。

① ヒーブトゥーの練習。ブームは、必ずスターボードタックにします。なぜならば、スターボードタックにしておけば、優先船であるために、作業中や食事中に、他の船が来てもタックを返す必要がないためです。賢いですね~。


② 練習後は、ボブクルーズ恒例のカキ蒸しをパクっと。


③これまたボブクルーズ恒例の手動でのアンカー上げ。
 一家総出のアンカー上げです。ちなみにキッズは、アンカーを上げる両親を応援。

※ ぎっくり腰に気をつけましょう。







2008年8月9日土曜日







カナダでは森林火災はリポートすべきですが、夏場のロシア、シベリアルートでは




結構多く、あっちにも、こっちにも、いやあれは雲か、って具合に見られます。   まさか山焼き?ではないでしょうし、自然発火なのか。   




世界中のクルージングエリアは多くあるようですが、フィンランド上空からバルト海とボスニア湾の間も壮大なる海、島、湖の連続で地中海とは気候は異なるでしょうが、ヨット人口多いそうですね。   

2008年8月3日日曜日

ナナイモファミリークルーズ


夏休みのファミリークルーズ、親子四人で参加のガルフ諸島クルーズが始まりました。
バンクーバー到着後、水上飛行機がガルフ諸島のナナイモへ移動、ヨットに乗り込み明日からクルーズの開始です。

シェフ東條、搭乗


週末、地元日系TV(バンクーバーのローカルテレビ局)の撮影でハウサウンドへ行きました。
今回のテーマはバンクーバー周辺をクルーズする楽しみ方とクルーズ中の無駄のない料理。
そこで登場したのが有名な東條シェフ、マーサスチュワートとの料理番組にも出た人です。
素晴らしい料理を船内で作っていただき、美味しくいただきました。

プリンセスルイザインレット



晴天に恵まれたプリンセスルイザインレットクルーズの写真を数点アップします。

最初はルイザ内側の崖の割れ目から生える「ど根性杉」。




次は恒例のルイザ中段の滝登りハイキング、今回は「愛犬家登山」、チワワがこの高さまでほとんど自力で登りました。







最後の写真、セーリングスクールですからちゃんとセーリングレッスンも行いました、ご心配なく。

2008年8月1日金曜日

新しいプロペラ(スクリュー)


以前、ブログでも紹介した友人のフェニックス号、オーダーした新しいプロペラが出来上がったので早速取り付けました。
以前のものよりも若干大きめに感じます。

下の写真は古いプロペラ、ハンマーで軽くたたくと電触で縁がポロポロと落ちる状態でした。