2010年2月2日火曜日

清の時代の灯台

台湾のガランビ岬、中国・清の時代からの灯台を見てきました。
ガランとは、台湾の先住民の言葉で『帆』のことです。
台湾の形は、サツマイモに例えられますが、この灯台は、台湾の最南端、サツマイモの尻尾のあたりです。
かつて、この辺りは大きな渦潮を巻き起こす、航海の難所でした。当時、交易船がよく沈んでしまったため、イギリスやアメリカの要望で、清国が建てた灯台です。
清国が撤退するときに破壊していったのですが、日本が再建。その後、太平洋戦争でアメリカ軍に爆撃されて破壊、戦後、台湾によって建て直されました。
人の歴史は、戦争の歴史といいますが、まさに戦争の歴史に翻弄された灯台です。

大きな灯台でした。


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