2008年12月22日月曜日

もうすぐタヒチクルーズだそうですが、

写真で見るタヒチって綺麗ですね。(私も、行きたい!)
タヒチは、ジェームズ・クック船長のエンデバー号が錨を下ろした場所の一つとして有名ですね。
クックは、海軍省の建て前、真面目に日記をつけていたのですが、植物学者として乗船したジョセフ・バンクスの日記には、タヒチに到着してからは、植物の記述がなくなるくらい、タヒチはバカンスの楽園だったそうです。
女性も美しく、クックの日記では、何人もの水夫が島の女性と駆け落ちをしてしまい、探し回って連れ戻すのに大変だったと書かれています。彼らがいないと、船は動きませんからね。一大事です。
でもクックの先見の目は、駆け落ちした水夫を島に残してやっても、すぐに死んでしまうだろうと考えたところです。 それはなぜかと言うと、当時のタヒチは、梅毒などの性病が蔓延していたからです。
クックの船がタヒチを去るときには、船員の半分が梅毒にかかっていて船医は大忙しだったといいます。
ボラボラ島やその周辺の島々は、梅毒が蔓延したことによって、イギリス海軍の海図に書き込まれることになったのだそうです。※梅毒要注意!として。

別の記述でウィリアム・ブライ航海長は、「タヒチは、思いも寄らぬ崩壊の誘惑が満ちている」と記しています。  
まさに、当時のタヒチは、『堕落の楽園』だったのです。

「人間だから堕ちるのであり、生きているから堕ちるのだ」坂口安吾『堕落論』より。

ボブ船長もタヒチで『堕落論』を追究してみては???
(え?もう追究した???やっぱり。)

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